グラストラッカーのガソリンタンクを交換

私のグラトラッカービックボーイは2005年式のBA-NJ4BAであるため、ガソリンタンクが6Lしかありません。これだとせいぜい150~180Kmくらいしか走れないので、もう少し航続距離を伸ばしたいです。

これをGN125のタンクに交換して、ガソリンタンクの容量を6L→10Lにしたいと思います

楽天でガソリンタンクを注文しました

送料無料 GN125 タンク ブラック ボルティー タンクキャップ コック 付き

タンクキャップとコックが付いて購入時の価格は5000円くらいでした。

ヤフオクでも中古が出品されてたりしてますが、安いので新品を購入しました

エンブレムは付いていませんが、後で考えることにします。塗装や細かい処理はまあ中華製って感じですが、価格を考えれば悪くないと思います。ただ、あまり細かいことが気になる人は辞めたほうがいいと思います。

後で気づいたのですが、ネットを探せば、カラーリングが違うものや、エンブレム取り付け部の溝を埋めて塗装したものなども手に入るみたいです。

交換する前に事前にネットで情報を集めた限りでは、ポン付けは無理みたいです。

・タンクがサイドカバーに干渉する

・コックが邪魔してチョークが引きづらくなる

・純正シートだとタンクと干渉する

等々ネットを調べると色々書いてあります。

とりあえず、まずは載せてみて、それから考えることにしました。

まずはシートを外します。

次にタンクを外します。

このネジを外せばタンクが外せますが、その前にガソリンが漏れないようにコックをオフにして、ホースを外しておくことを忘れないように注意しないといけません。それと。ホースを外す時にホース内に残った少しガソリンが出てくるので、気をつけないといけません。

タンクが外せました。

外したガソリンタンク。

届いたGN125のタンクに比べると、さすがに作りがしっかりしています。

GN125のタンクを載せてみると、なるほどネジ穴がずれていてこのままポン付けはできなさそうです。

ちなみにコードが邪魔でタンクが入らないという情報がありましたが、とくにそんなこともなかったです

ネットを見るとタンク削ったりしてる人もいるみたいですが、できるだけ簡単に済ませたいので、解決策として前部マウントゴムを少し削ってタンクを前にずらすことにしました。

これを少し削るわけですが、かなり加工しづらかったので、粗目の紙やすりなんかを用意しておくといいかもしれません。

それぞれ片側を1cmほど剥りました。

加工した後の画像は撮り忘れました。

疲れたので、ちょっと休憩。ちなみに二人がかりで作業しています。

作業再開。

前部マウントゴムを削った結果、タンクを取り付けられるようになりました。

仮載せの段階。

タンクが大きくなった分、シートが後ろにずれたので、そのままではシートを取り付けられそうにないです。

あと、右側のサイドカバーがタンクに干渉しているので、これもなんとかしなければなりません。

まずはサイドカバーの問題から取り組みます。

ネットを見るとタンクの方を加工している人が多いですが、プラスチックであるサイドカバーを削ったほうが楽だろうということで、サイドカバーを削ることにしました。

ドリルで穴あけしてから、ペンチで切り離し、ヤスリをかけました。

サイドカバー干渉の問題はひとまず解決。

タンクを取り付けてみます。

純正のタンクの取付部に使っていたパーツをそのまま流用することにしました。

元々このゴムのパーツがタンクの取付部を挟むようにしてタンクを固定していましたが、それだとタンクが後ろ側が下がりすぎるので、2つともタンクの下にして取り付けることにしました。

ここまでで、ひとまずタンクが取り付けられるようになりました。

タンクの前部が干渉するという情報もありましたが、特にそんなこともありませんでした。

もしかしたら、タンクによって個体差があるのかもしれません。

次はシートの問題を解決します。

シートを前にずらすために、思い切ってシートの前部を削ることにしました。

スポンジの部分はそのままに、ペンチと金ノコとヤスリを使ってこのくらいまで削りました。

この後、シートのカバーをタッカーで取り付けるのがなかなか大変でした。市販のタッカーだとどうしても圧が足りなくて取り付けが難しいです。何か良い方法はないものでしょうか。

これでシートが前の方にずらせたので、シートもなんとか取り付けられるようになりました。

付属のガソリンコックはエンジンと干渉して使えないという情報がありましたが、私の場合は特に問題なく取り付けられました。

このくらい離れていれば問題ないと思います。

チョークも若干引きづらくなるという程度だったので、このまま付属のコックを使うことにします。

しかし、試しにガソリンを入れてみると、タンクとコックの間からガソリンが漏れてきました。

コックを取り付ける部分のタンクの表面をコンパウンドで平にしておいたのですが、だめだったみたいです。

ネジを思いっきり締めたら、漏れが止まったという情報もありましたが、ネジ穴を破壊しそうで怖かったので、にりんかんで耐ガソリンガスケットを買ってきました。


耐ガソリンガスケットはめったに使うことはないので、サイズの小さいものを買いました。

接続部分とネジの穴からもガソリンが漏れるかもしれないんので、ネジ山にも一応塗っておきました。

表面乾燥15分、完全乾燥24時間ということなので、本日の作業はここまでにして、続きは明日に。

二人がかりで朝から作業してましたが、なんだかんだ夕方になっていました。

次の日

タンクを取り付け、ガソリンが漏れないことを確認し、エンジンも無事かかることを確認しました。

だいぶクラシカルな印象のバイクになりました。

SR400と並べてみました。

タンクが大きくなったので、もはや250ccのバイクに見えない気がします。

しかし、試運転後、タンクキャップからガソリンが漏れてくる現象が発生。

タンクキャップに問題があるのかと思いましたが、給油口の周りを触ってみると、塗装のバリが残って、でこぼこしていたので、耐水ペーパーで給油口の縁を磨いて平らにすると漏れがかなり改善されました。

ガソリンを満タンにすると、まだ少しにじみ出てきますが、気にしないことにします。

リザーブ後に給油すると7.7リットル給油できました。

GN125のタンクは全部で10リットル、リザーブが2リットルらしいので、ひとまず問題なさそうです。

リザーブまでの走行距離は街乗りで、だいたい210キロだったので、120キロくらいでリザーブになっていた頃に比べて、かなり航続距離が伸びました。


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